顔がでかいことのメリットと恋愛への影響:自己肯定感を高めるためのガイド

皆さまには外見に対するコンプレックスはありますか?

実は私も子供の頃から顔が大きいことがコンプレックスで、若い頃は思い悩むことも多々ありました。とりわけ、思春期には、こんな見た目では恋人もできないのではないか、という恋愛面での過剰な不安を抱えて、悶々とする日々を送っていました。

自分のコンプレックスと向き合うこと、それは容易なことではありませんよね。もしあなたがかつての私と同様に、自分の顔の大きさに対してコンプレックスを抱いているとしたら、それはとても自然な感情です。私たちは社会の中で生きているため、他人と自分を比較してしまうことがあります。

しかし、今日はそのコンプレックスを一緒に見つめ直してみましょう。顔が大きいことが、実はたくさんのメリットをもたらすかもしれないこと、そしてそれが恋愛にどう影響するのかについて考えてみましょう。あなたの中の自己肯定感を高めるための一助になれば幸いです。

1. 大きな顔のメリット

まずは、顔がでかいことで私自身が得をしたな、と感じていることをお伝えしていきたいと思います。「顔が大きい」と感じることは、実はたくさんのメリットがあるんですよ。

  • 印象に残りやすい

    人間の脳は顔を認識するための特別な領域を持っており、大きな顔は特に印象に残りやすいんです。例えば、大きな顔を持つ人は集合写真で目立つだけでなく、初対面の人に対しても強い印象を与えます。これは、ビジネスシーンでのネットワーキングや、新しい友達を作るときなど、人間関係を築く上で有利に働く可能性があります。

    自慢じゃないのですが、私は昔から写真映りが良いんです(笑)。集合写真なんかだと、顔がでかいほうがよりはっきりと顔立ちが写るので、自分のことを写真で紹介してもらうときなどは好印象を抱いてもらえることが多かったように思います。
  • 特徴がはっきりしている:

    大きな顔は、特徴がはっきりとしていることが多いんです。たとえば、大きな目や鼻、口などの特徴は、人々があなたを覚えやすくするのに役立ちます。これは、美術や演劇など、視覚的な表現が求められる分野で有利に働く可能性があります。

    昔、何かの番組で俳優の唐沢寿明さんが「顔が大きい方が舞台で映えるんですよ」とおっしゃっていました。私達は俳優ではないのでこの恩恵に預かることは少ないかもしれませんが(笑)、前述の写真映りと同様に、自分の印象を強く相手に残す上では、顔が大きいことは有利に働くこともあるんです!

  • 遠くからでも見つけやすい:

    大きな顔は遠くからでも見つけやすく、人々があなたを見つけるのを助けることができます。例えば、友達と人混みの中で待ち合わせをしているときや、大規模なイベントでの自己紹介など、大きな顔はあなたの存在を強調します。

    もちろん、友達との待ち合わせなんかでもみつけてもらいやすいのですが(笑)、私は仕事でも役に立つ場面が多いです。社会人になってから、人前で喋る機会も多々あるのですが、後ろの方の人からでも自分の様子をハッキリと捉えてもらいやすいので、前述の舞台映えと同様に、プレゼンテーションの場面で人から褒められることは多かったです。

  • 個性的である:

    個々の人々の顔の形や特徴は、その人の個性を表す一部であり、大きな顔はそれを強調することができます。自己表現の場面、たとえば演説やプレゼンテーション、あるいはSNSでの自己紹介などで、自分自身をアピールするために、大きな顔は有利に働く可能性があります。

    昔、お笑いコンビ・FUJIWARAフジモンが「顔でかいからやっ!」という一発ギャグを多用している時期がありましたが、これはまさに個性を武器に笑いを取るという好例だと思います。私も一時期、合コン等に参加してはこのギャグを使っていました(笑)。自分がコンプレックスと感じているポイントは、言い換えるとあなたの個性なんです。こうした個性を受け入れて、周りの人と共有し、笑いに帰る姿は、周りの人にとってあなたが「自分に自信がある人」のような印象を与えることにもつながります。

もちろん、これらのメリットがどの程度活かせるかは、具体的な状況や個人の特性にもよります。但し、ここでは、大きな顔を持つことは決してデメリットではない、ということを覚えておいてください。そして、最終的には、あなた自身の自信と自己受容が何よりも重要です。そのことにより、あなたのコンプレックスは、あなたの個性へと変化し、他人を惹き付ける魅力にまで昇華することができるのです。

2. 大きな顔と恋愛

さて、ここからは思春期特有の問題へ。「顔が大きいと、異性からモテないんじゃないだろうか…」と思うかもしれませんね。でも、大切なことは、恋愛においては、外見は一部を占める要素の一つですが、それだけが全てではありません。他にも性格、共感、信頼、尊重、理解など、多くの要素が関与します。

  • 社会的な基準や美の基準は文化や個々の価値観によって大きく異なる

    例えば、東洋の伝統的な美の基準と、西洋のそれは必ずしも一致しないし、時代によっても、またあるいは人によっても美の定義は大きく変わります。ですから、あなたがどんな顔をしていても、それを美しいと感じる人は必ずいます。だから、一人で勝手にコンプレックスを抱く必要はないのです。それは案外、ニキビのようなものかもしれません。つまり、あなた以外誰もあなたのニキビに興味なんてないのに、あなただけが過剰に意識して下を向いているようなものなのです。

  • 美しさや魅力は、自分自身をどのように表現し、どのように自分自身を受け入れるかによって変化する

    例えば、自分の顔の大きさを受け入れ、それを自分の一部として愛することで、自然と笑顔が増え、話すときの表情が豊かになるでしょう。これらは、間違いなく自己の魅力を引き立てます。自信なさげにうつむいて、周りの人の目を気にしながら生きる人よりも、自分の個性を受け容れて、胸を張ってハツラツと生きている人のほうが魅力的でしょう?これは、コンプレックスを自分の個性に変化させることで、誰にでも実現できることなんです。

  • 自分自身を尊重し、自信を持つことが魅力につながる

    自分の個性を尊重し、自信を持つことが、自己評価を高め、他人との関係を強化し、他人からの魅力的な印象を増すことにつながります。ここまでお伝えしたように、自分の顔の大きさを受け容れ、自信を持つと、それが自己評価を向上させ、人々とのコミュニケーションの質を高めます。また、自分自身を尊重することで、他人からも尊重され、魅力的な印象を与えることができます。

    私自身、自分の顔がでかいことを受け容れ、他人と共有し、時には笑いのネタにして笑い飛ばすようになってから、随分と異性との関係構築がラクになりました。妻と結婚するまでに4人の女性とのお付き合いも経験し、その都度、良い人生経験を積むことができました。

  • 外見で恋愛をするのは若いうちだけ

    思春期を乗り越えて、大人になってから恋愛をするようになると、外見よりも中身の充実のほうがよっぽどパートナー選びで重要になってきます。持って生まれた外見だけモテる時代は20代~30代半ばくらいが限界です。20代も半ばを過ぎてからは、それまでに磨き上げたあなたの内面と、そこから滲み出る外見のほうがよっぽど重要になってきます。変えることのできない顔の大きさなんかさっさと受け容れて、自分自身の内面の魅力を磨き上げることに努めれば、必ず最良のパートナーと巡り会える日が訪れます。

3. まとめ

いかがだったでしょうか。大きな顔を持つことは、あなたがそれを受け容れることができたときに、多くのメリットをもたらすことができます。そして、恋愛においても、自分自身を尊重し、自信を持つことが最も重要な要素です。顔の大きさはあなたの個性の一部であり、それを愛することで、あなたはより魅力的な人間になります。

最後に、参考になる「歴史上の偉人」と「芸人さん」、そして、「私の大好きな漫画の名言」を紹介しましょう。

  • 豊臣秀吉

    戦国時代に大活躍した豊臣秀吉は、その風貌から「猿」と呼ばれていました。一方で、この人物はその優れたコミュニケーション能力から「人たらし」とも呼ばれていました。要は、魅力的な人だったのです。司馬遼太郎の小説「新史太閤記」では、若き日の秀吉がその恵まれない風貌を、逆に自分の道具として最大限に活用し、周囲から愛される様子がいきいきと描かれています。「顔がでかい」は、悪く捉えればコンプレックス、上手く使えばあなたを活かす武器になるんです。

  • 南海キャンディーズ山里亮太

    この記事を執筆している時点で、「だが、情熱はある」というドラマが放送されています。南海キャンディーズの山ちゃんの若かりし頃を描いたドラマですが、この人も自分のコンプレックスを受け容れ、武器に変えたことで、今ではお茶の間の人気者として多くの番組に出演するようになりました。ただ、このドラマでは、彼が自分のコンプレックスを受け止められなかったことで、多くの人を傷つけてしまった時代があったことも描かれています。

    「自分は恵まれていない」という思い込みは、時には周りを傷つけることにもつながります。しかし、自分を受け入れたことで、彼は誰からも愛される人間に変わり、御存知の通り、女優の蒼井優さんという、魅力的なパートナーとの結婚に至りました。

ないものねだりに意味はなく、自分の持っているものを活かして生きるしかない

完全版 ピーナッツ全集21

スヌーピーの名言

ルーシー「Sometimes I wonder you can stand being just a dog ….」
(時々、わたしはどうしてあなたが犬なんかでいられるのか不思議に思うわ。)

スヌーピー「You play with the cards you’re dealt …whatever that means. 」
(配られたカードで勝負するしかないのさ…..それがどういう意味であれ。)

あなたの個性が、あなたの人生を楽しく彩る強みに変わることを、心からお祈りしていますね!

それではまた、次回の記事でお会いしましょう!